今日は、地元の医療・福祉関係者の集い「あんしんネット堅田」の医療・介護関係者合同勉強会に参加しました。
今回の勉強会のテーマは「対話カードを実践してみよう」でした。私の10数年来の友人であり、医療介護業界の大先輩でもある薬剤師の保井洋平先生の講義を受けた後、人生会議（アドバンス・ケア・プランニング）の啓発のための絵本『サイ五郎さんちの人生会議』を体験しました。
この絵本では、人生や価値観に関するさまざまなテーマが書かれたカードを、トランプのように引いて、それに対して端的に答えていきます。たとえば、「自分の好きなもの」や「大切な人が好きなもの」といった簡単なテーマから、「延命治療を希望するか」や「救命措置を受けたいか」といった深いテーマまで、幅広い内容が含まれています。
それぞれの質問は短く、簡単に答えられますが、積み重ねていくうちに、普段気づいていない自分の思いや価値観を見つめ直す機会が得られました。
自分の人生の最後についてじっくり考える機会は日常生活ではなかなかなく、家族や大切な人と一緒に話し合うのは少し気恥ずかしいと感じることが多いと思います。しかし、この絵本とカードを使えば、ゲーム感覚で楽しく話し合うことができると感じました。
人生の大切な瞬間について、今から少しずつ向き合うことで、未来の安心感が得られるのではないでしょうか。
保井さんならびに、あんしんネット堅田世話役の皆様、本日は素敵な勉強会をありがとうございました。
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