リビングウィル(Living Will)とエンディングノート(End-of-Life Care Directive)は、個人の医療選択と治療方針に関する明確な意思表示をするための重要な文書です。
リビングウィルは、将来の健康状態が悪化し、自身の意思決定が不可能になる状況に備えて作成されます。この文書には、人工呼吸器や胃ろうなどの延命治療、心肺蘇生法(CPR)、絶食・絶水など、具体的な治療選択に関する指示を明確に記載することができます。リビングウィルは、本人の意思を尊重し、自己決定権を保護する重要な役割を果たします。
一方、エンディングノートは、リビングウィルとは異なるアプローチを取っています。この文書は、人生の終末期における意思決定やケアに関する包括的な情報をまとめたものです。自分自身の人生の価値観や信念、希望するケアや治療の希望、葬儀や遺産に関する意向などを詳細に記載します。エンディングノートは、家族や医療スタッフと円滑なコミュニケーションを支援し、本人の希望に基づいた最善のケアを受けるための重要な指針となります。
私たちは、リビングウィルやエンディングノートの作成により、ご本人の意思を最大限に尊重し、さらに大切な方々の心理的負担を軽減するために、最適なプラン作成をお手伝いいたします。また、具体的な延命治療に関する意思を法的に明確にするための「尊厳死(延命治療拒否)宣言公正証書」の作成支援も行っています。お気軽にお問い合わせください。
【当社の尊厳死に関するサービス】
リビングウィル・エンディングノート作成相談:5000円/時間
尊厳死(延命治療拒否)宣言公正証書作成:30,000円 ※別途実費(公証人手数料等)
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